静大から飛び立つ「交換留学」

簡単な説明
『交換留学』とは大学間の協定に基づいて、決められた期間内に大学側が学生達を派遣し合う制度です。 目的は学問における専門知識を深めながら異なる文化や価値観に触れることで国際社会での活動や視野を養うことにあります。 学生としても自分の専攻に関わった授業を留学先の大学で取り、帰国後単位を交換することで母校での学年に影響されることなく、卒業することもできます。 大学生の4年間で日本に限らず、海外の大学での教育を受けられる上、異文化体験も得られ、人生のチャレンジとしても取り組めることが、交換留学制度の特徴です。 ただ、ここで意識して欲しいのが『交換留学』は学生時代にしか体験できない貴重な経験なので、機会がある今のうちに挑戦するべきだということです。
また、八月間(二学期)カナダ🇨🇦で交換留学した体験をこの記事で共有していきます。
_______________________________________________________
留学体験
1. 申請の流れ(例:オンタリオ工科大学へ)

図:2024年度交換留学生数
静岡大学とオンタリオ工科大学間の協定が比較的新しいもので、2024年度9月から二学期(八ヶ月間)の交換留学に挑みました。 募集は2023年(留学が始まる一年前)から始まって、申請書類は基本的に「留学願書」、「成績証明書」、「指導教員所見」、「交換留学誓約書」と留学先の言語に関する証明書などの書類が必要になります。 一次募集に合格した後は面接に移って、なぜ留学を希望するのか、または留学を通して何を身につけたいのかというような質問が聞かれます。 各申請書類や交換留学の流れは『静岡大学国際推進支援機構」のホームページから見られます。
2. ノミネートされた後
審査に合格し、ノミネートされた後に留学先大学の学務システムへのアクセスが与えられます。 このシステムは静大の学情システムと同様で主に履修科目の登録や必要な費用の支払いのため利用されます。 その後、単位交換を希望する場合は留学先大学で履修可能な科目の概要と静大で交換したい科目の概要を見比べ、担当教員と事前に相談することもできます。 こうすることで、各科目の単位互換の可否に関してより把握でき、留学後の学年への影響を削減できるようになります。 そして渡航準備の手配は全て自己担当で、静岡大学が規定する海外留学保険に加入しなければなりません(OSSMA Plus)。
留学開始までにやることが様々ですが、留学する前のガイダンスもありますのでそこでの指示に従えば問題がありません。
3. 留学中
留学先に着いてからは静大への到着に関する報告と毎月の留学状況報告書の提出が必要になります。 様式は前述した静大国際推進機構のページから入手できます。 留学中は大学の科目を履修するのがメインですが、課外活動やインターンシップなど留学ポートフォリオへ追加できる活動に取り組むのもいいでしょう。 留学中に困難やトラブルに遭った場合は、静大の国際かや留学先大学の関係者へ遠慮なく相談してください。
そこで重要になるのは、新たなもの、智学や経験を積極的に受け入れられる能力です。 留学すると今までいたことのない地域、環境や文化に身を置くことになるので自己の知的フレームワークを柔軟にしておけば不慣れな環境においてもより馴染み込みやすくなります。 一人の外国人かつ留学経験者の視点からすれば、確かに多くの日本人学生の積極性が比較的低い方向にあります。 しかし、留学は新しい知識、体験や視野を身につけられる上、個人の積極性をも磨ける機会ですので一石二鳥といういい挑戦です。
留学後単位互換を希望する学生にとってはこの段階は非常に複雑に感じられますので注意して下さい。 なぜなら、この段階では留学希望大学での学情システムにアクセスできず、ホームページからは簡略された科目概要しか入手出来ないからです。
Thanks for reading thus far!